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🌡 職場の熱中症予防対策

2025年6月から義務化されました。
あなたの工場、対応できていますか?

法律を守るためだけじゃない。毎年、工場・作業現場で熱中症で亡くなる方がいます。
「うちは大丈夫」——その思い込みが、一番危険です。

→ まず相談してみる(無料)

相談・現地調査・お見積もり、すべて無料。埼玉・群馬エリア対応。

厚生労働省データが示す「職場の熱中症」の現実
昨年の職場での熱中症死亡者数
28
出典:厚生労働省
4日以上休業した労災件数
827
出典:厚生労働省
義務違反時の最大罰則金額
50万円
改正労働安全衛生規則
熱中症死亡の損害賠償判決事例
4,800万円
2024年福岡地裁判決
REGULATION 2025

2025年6月から「熱中症対策」が
罰則付き義務になりました

改正労働安全衛生規則が施行され、一定の高温環境での作業について、報告体制と措置手順の整備が義務付けられました。

📌 まず確認:あなたの工場は対象ですか?(以下の2つを両方満たす場合)
🌡 WBGT 28℃以上
または 気温 31℃以上 の作業環境
⏱ 継続して 1時間以上
または 1日 4時間を超える 作業

→ 夏場の工場・倉庫・屋外作業現場は、ほぼ該当します

やっていないと…
「体調が悪いとき、誰に・どう報告するか」が決まっていない・周知されていない
こうなる
改正労働安全衛生規則の義務違反。行政指導・是正勧告の対象になる
さらに…
「倒れたとき、どう動くか」の手順が文書化されておらず、誰も知らない
こうなる
対応が遅れて重症化。最大50万円の罰則が科される可能性
最悪のケース
従業員が熱中症で亡くなってしまった
⚖️ 実際に起きた判決
2024年 福岡地裁:賠償命令 4,800万円超。2025年 高裁でも同様の判断
WHY

なぜ工場は熱中症が起きやすいのか

工場が暑い原因は大きく3つ。エアコンを増やしても暑いままなのには、理由があります。

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原因 ①

金属屋根からの輻射熱

夏場の金属屋根は表面温度60℃前後に達します。エアコンは空気(対流熱)を冷やす装置で、電磁波で直接体を熱する輻射熱には効きません。「冷房を増やしても涼しくならない」の主な原因がこれです。

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原因 ②

機械・設備からの発熱

モーター・配電盤・加熱炉・乾燥炉など、工場内の設備は稼働中に高温を発し続けます。局所的に非常に高い温度環境を生み出し、近くで作業する方の熱負荷を大幅に高めます。

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原因 ③

天井が高い大空間の空調効率

冷房をかけても冷気は床面に滞留し、作業者の高さまで届きにくい構造的な問題があります。シャッターや搬入口からも外気が流入し、空調効率がさらに低下します。

COMMON MISTAKE

こんなこと、思っていませんか?

現場でよく聞かれる思い込みです。これが対策の遅れにつながります。

「屋内だから大丈夫」

金属屋根の工場内は外気温より10〜20℃高くなることがあります。屋内の工場・倉庫での発生が全体の約35%を占めます(厚生労働省)。

「水を飲ませれば問題ない」

水分補給は大切ですが単独では不十分。温度管理・休憩・暑熱順化・塩分補給など、複数の対策を組み合わせることが義務指針に求められています。

「毎年やってきたから今年も大丈夫」

夏は年々暑くなっています。また休み明けは暑熱順化が失われている状態で、例年と同じ対策では追いつかない可能性があります。

「倒れたら休ませればいい」

熱中症は重症化が速いのが特徴です。死亡災害の多くで「初期症状の放置」「対応の遅れ」が指摘されています(厚生労働省)。

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熱中症で人が倒れると、
会社にも大きな影響があります

作業の停止、労災申請、損害賠償——。熱中症は「本人の問題」ではなく、事業者が責任を問われる問題です。

対策にかかるコストより、対策をしないことで発生するリスクのほうがはるかに大きい。早めに整えることが会社を守ることにつながります。

DATA / WBGT

数字で見る。「気温28℃」でも
倒れることがある理由

気温の数字だけでは、本当の暑さのきつさはわかりません。国が「これで管理しなさい」と定めているWBGT(暑さ指数)を基準に管理する必要があります。

WBGTとは?
気温・湿度・輻射熱の3要素を組み合わせた指数です。気温28℃でも、湿度が高かったり工場内に熱源がある場合、WBGTは「危険」レベルに達することがあります。「温度計の数字より体にきつい」状態を正確に示す数値がWBGT値です。
〜24℃
😊
ほぼ安全
25〜27℃
⚠️
注意
28〜30℃
🔶
警戒
31〜32℃
🚨
厳重警戒
33℃〜
☠️
危険
WBGT値レベルどんな状態?どう対応する?
〜24℃ほぼ安全普通に作業していれば大丈夫こまめに水・塩分を補給する
25〜27℃注意重い作業をすると熱中症になる可能性定期的に水・塩分補給、ペースを落とす
28〜30℃警戒普通の作業でも倒れることがある積極的に休憩、熱い機械の近くを避ける
31〜32℃厳重警戒軽い作業でも危ないきつい作業はやめる、冷房・風を確保
33℃〜危険じっとしていても倒れることがある原則、高温環境での作業は中止

工場の製造ラインで働く方(歩行を伴う中程度の作業)のWBGT基準値は、暑熱順化者で28℃、未順化者で26℃です。重い材料の運搬・力仕事が多い場合は25〜26℃まで下がります。

📋 WBGT基準値を超えた場合の休憩時間の目安(環境省資料より)

基準値からの超過幅1時間あたりの休憩時間の目安
1℃程度超過15分以上
2℃程度超過30分以上
3℃程度超過45分以上
それ以上超過作業中止が望ましい

※暑熱順化者を想定した目安です。新規入場者や休み明けの方はより長い休憩が必要です。

📊 業種別 発生割合(令和5年)

建設業
32%
製造業
20%
警備業
13%
農業
10%
その他
25%

出典:厚生労働省「令和5年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」

🥧 発生場所の内訳(令和5年)

屋外作業 約55%
屋内(工場・倉庫)約35%
その他 約10%

屋内の工場・倉庫での発生が全体の約35%を占めます。「建物の中だから涼しい」は間違いです。

出典:厚生労働省「令和5年 職場における熱中症による死傷災害の発生状況」

📅 月別 発生件数の傾向(令和5年)

4月
6%
5月
15%
6月
72%
7月
最多
8月
22%
9月
5%
10月

7・8月に集中しますが、6月から増え始めます。5月中に準備・対策を整えておくことが大切です。

出典:厚生労働省データをもとに作成(概略イメージ)

APPROACH

対策は「設備」「運用」「個人」の
3層で組み合わせる

どれかひとつでは補いきれない部分があります。3つを組み合わせることで初めて十分な対策になります。

① 設備・環境の改善最優先。根本から暑さを下げる
  • 空調・換気設備の増強・ゾーン空調
  • 屋根・外壁の遮熱シート施工
  • 局所排熱・スポットクーラー
  • 大型シーリングファンによる気流改善
  • 熱源(炉・機械)と作業者の間に遮へい物を設置
② 運用・管理毎日の仕組みを整える
  • WBGT値の測定・記録(JIS適合計器使用)
  • WBGT超過時の作業中止ルールを事前決定・周知
  • 新規入場者・休み明け:7日以上かけて暑熱順化
  • 早朝・夕方への作業時間シフト
  • 体調チェックと報告体制の整備(義務)
③ 個人対策作業者ひとりひとりを守る
  • 水分:のどが渇く前に30分ごと200ml
  • 塩分:スポーツドリンク・塩飴・経口補水液
  • 空調服(ファン付き作業服)の導入
  • 冷却ベスト・冷却タオルの活用
  • 新規入場者・高齢者への優先配備

🌱 「暑熱順化」を知っていますか?

  • 暑さに体が慣れるまで数日〜2週間かかります
  • 慣れていない状態で高温現場に入ると、熱中症リスクが大幅に上がります
  • 休暇明け・長期不在後は4日で順化が失われ始め、3〜4週間で完全に失われます
  • ゴールデンウィーク・お盆明けは特に注意してください
EMERGENCY

もし倒れたら——重症化させないための初動

「発見したらどうする」を事前に全員が知っておくことが、命を守ることにつながります。

1

涼しい場所へ

作業を即中止し冷房のある室内・日陰へ移動。自力歩行不可なら複数人で運ぶ

2

身体を冷やす

衣服を緩め、首・脇の下・太ももの付け根を氷や冷たいタオルで冷やす

3

水分・塩分補給

意識がある場合のみ。スポーツドリンクや経口補水液を少しずつ飲ませる

4

状態確認・救急

意識なし・けいれん・呼びかけに反応しない場合は即119番。冷却を継続

重症度主な症状対応
軽症(Ⅰ度)めまい・立ちくらみ・筋肉のこむら返り・大量の発汗涼しい場所へ移動、水分・塩分補給
中等症(Ⅱ度)頭痛・吐き気・倦怠感・虚脱感涼しい場所へ移動、身体冷却、医療機関を受診
重症(Ⅲ度)意識障害・けいれん・高体温(40℃超)直ちに救急要請(119番)、冷却を継続

Ⅱ度以上は自己判断で様子を見ず、医療機関への搬送を優先してください。

CONSULTATION

“何から始めればいいかわからない”
——それでも大丈夫です

「どの設備が必要?」「WBGTってどう測るの?」「うちは義務化の対象?」
どんな小さな疑問でも、まず話を聞かせてください。
熊谷・北関東の現場を20年以上見てきたスタッフが一緒に考えます。

📞

電話で相談

「うちに対策が必要?」という段階でOKです

🔍

現地調査に来てほしい

現場を見ながらWBGT測定も一緒にします

📄

まず見積もりだけ

「いくらかかるか知りたい」だけでも歓迎です

📋

義務化対応の整理

「何が義務なの?」という確認だけでも大丈夫

まずは一度、話を聞かせてください

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